日中活動の場「てんとう虫」って、どんなとこ?
JR学研都市線の野崎駅から歩いて約3分のところに
生活介護事業所「てんとう虫」があります。
目の前にはこじんまりとした公園があり、
建物のまわりは四季を感じさせる桜や緑の木々が植わり、
閑静な住宅街です。
てんとう虫では、常時介護が必要な障害がある方が、
昼間に食事や排せつなどの介護を行うとともに、
創作活動や生産活動などの機会を持つことができる場です。
朝10時、
「おはようございます」
元気な声と共に、
てんとう虫での日中活動が始まります。
一人ひとりが主役です。
日中活動では、体操をしたり、生産活動や創作活動を、
そして音楽鑑賞や絵を描いたり、歌を歌ったり・・・
できるかぎり誰もが持っている個性を大切にして、
その個性が大きく膨らむように
一人ひとりが主役になってわくわくする時間を楽しみます。
好きなこと、思いっきり、楽しく。
「あした、また、来よう」と感じてもらうために。
ある日の活動では、
パラバルーンやハンモックを使って、
「リトミック」をみんなで楽しみました。
音楽を聴きながら、
打楽器でリズムを取って、身体を動かします。
バルーンの下で違った景色に出会ったり、風を感じたり、
ハンモックに包まれて、ゆらゆらと揺れて刺激され、
身体と心の感覚統合を養います。
わたしたち支援員がいちばんうれしいのは、
日中活動を終えた利用者様が、
心から満足して「明日、また来よう」
と感じてもらえることです。
“ユニット制”導入により、きめ細かな個別支援計画に基づいた支援サービスを提供しています。
てんとう虫では、介護福祉士の資格を持った支援員や利用者様の健康管理を担う看護師など、専門知識と高いスキルを持って、個別支援計画に基づいた支援サービス提供を行っています。
きめ細やかな支援サービスを通して利用者様の機能回復や現存機能の維持を図り、生きがいややりがいを持てるよう行事や余暇活動を充実させています。
令和5年4月より、今までの中規模支援単位での支援スタイルから小規模支援単位で、きめ細かく支援できる“ユニットにおける支援”を導入しています。利用者中心の考えで、個人の尊厳やペースを尊重して日中活動をのびのびと過ごしていただくことができます。
てんとう虫では利用者様一人ひとりが主役であり、日常生活の場が明るく、楽しく、満足出来るよう努めています。
コロナ禍により、
日中活動は制限されている中で、
私たちができることとは?
新型コロナウイルス感染症や自然災害に備えて
介護サービスを中断させないために
BCP(業務継続計画)を作成
予想が困難な新型コロナの感染、さらには大地震や水害などの自然災害において、「NPO法人 リバティ・のぞみ」は、どのような事前準備が必要でしょうか。利用者様や職員の人命を守ることが第一です。そして、私たちは利用者様の生活を守るという使命があります。そのためには事業サービスが継続できるようにすることが求められます。
厚生労働省から発表されたBCP(業務継続計画)マニュアルをベースにして、てんとう虫やグループホームで機能するBCPを作成しました。職員一人一人が平時対応と初動対応を認識し、慌てることなく冷静になって行動できれば、事業サービスを継続させることができると思います。
新型コロナによる様々な影響と対策
新型コロナ禍により運動会や遠足など密になったり、郊外へ出かけたりすることはできなくなりました。職員は約3日に1度の抗原検査を受けています。利用者様は朝の送迎時、手指の消毒と検温を実施しています。
昼食時には間隔を開けて蜜を避け、職員の食事介助は防護服とフェイスシールド、マスクを着用します。施設内はほぼ全室に空気清浄機を設置し、出入口、洗面所、トイレ、炊事場などには消毒液を配備しています。



